YESTERDAY

価格: ¥2,970 (税込)
数量:
在庫:

返品についての詳細はこちら

twitter

かつて関西財界の会員だけが知ることのできた幻の庭園。
高層ビルに囲まれながらも四季の草花が息づき、
永遠を願うその静謐な空間は、移転に伴い姿を消しました。

本写真集はクラブ関西の庭園を14年間維持管理してきた造園家が、日々の営みの中で撮り続けた記録であり、最後の大仕事です。
五感で捉えた四季折々の風景に文豪たちの言葉を添え、
失われた景色をもう一度手のひらに取り戻す一冊となりました。

「庭は私たちをとりこにする」ーその想いと記録を、この本から未来へ。

杉田悦朗
造園家。1976年生まれ。大阪府千早赤阪村出身・京都造形芸術短期大学ランドスケープデザイン学科卒業(現・京都芸術大学) 。2001年、苔をキャンパスがわりにしたMOSS WALLを発表し注目を浴びる。作品は公募展に多数入選し関西のホテルなどに常設展示される。パリで行われた第1回パリ100人展では3位となる。2006年、シンプルを追求したMINI SCAPEを発表する。ヨーロッパ各地のアートフェアに出品し、盆栽を再発明したと好評を得る。作品はパリのArtcurialでも販売される。2007年から滋賀県琵琶湖の湖畔に足掛け3年を費やし、1.000坪を超える琵琶湖と一体化した大庭園造営を行う。2016年、記録として撮影し続けた庭園写真をフランスのパリにて写真展『SILENT』を開催。2018年、2019年に京都で行われたJR東海のモシュ印キャンペーンで苔の御朱印を制作する。

ページトップへ